佐倉の家

2011  千葉県佐倉市 既存住宅の増築 設計監理

棟梁は渡辺富工務店のK大工。技能グランプリで日本一になった凄腕の大工さんです。なんと一人ですべての部材を7日で加工したとのこと。

小さいながらも木造の軸組が見えるデザインなので、継ぎ手や仕口にも相当気合いが入ってます。この家の見せ場である隅木の継ぎ手は「台持ち継ぎ」という技です。集成材で長い材料を作ることも可能ですが、国産の杉なので真ん中でつないで長さを確保します。これがまた美しい。

おおー!

ぴったり!!

 

外壁は杉の下見板無塗装。年月が外壁に色を付けます。

内部は土間と床間、壁は漆喰塗り。

Jパネル(杉の集成板)で作ったテーブル

お風呂は昔ながらの桧風呂です。

コンクリートの土間には墨を入れ、仕上げに油を塗ります。これも年月が経つと自然な深い色になります。

アプローチに植えたナンテン。

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