先日、太陽光発電について見学してきました。太陽光発電そのものについては正直まだ納得していない部分があります。
・耐久性についての検証(まだ30年程度の技術だし、将来技術がもっと進歩するとおもう)
・エネルギー効率についての非効率性(太陽熱温水はその3倍のエネルギー変換効率です)
・原発の代替エネルギーとしての意義
(どんなにがんばって太陽光を推進しても、原発はなくならない気がします。個人的には原発に替わるものは火力しかないと思っていますが、”CO2を出す火力 VS 太陽光発電と原発のセット “という構図ができるのではという恐れがあります。)考え過ぎかな。
そこで、どうして太陽光発電がおもしろいと思っているかというと、とにかく自分で電気を作ることができるということだと思います。電気の配線や認定などがあって、解りにくいものになってますが、見れば見るほど単純な仕掛けでできているなーと思います。設置も簡単で壊れないし、ただのガラスの板です。
震災で私たちが学んだ教訓は、”自分たちの住む環境は自分で作っていかなくてはいけなかった”ということだと思っています。お金がもらえるから、ただで貰えるから、便利になるからといっても、必要な物かいらないものかは自分たちで決めていく仕組みをもう一度作らなくてはいけないのだなと思いました。
自給自足というと、田舎暮らしのイメージがありますが、与えられるものだけでなく、自分で工夫して暮らしていくことは場所は関係ないはず。都会の暮らしやオシャレで楽しい暮らしにも活用できる知恵や、技術の一つのとして太陽光発電も使えるのではないかなと思っています。そんな工夫の知恵や技術を形にすることをデザインというのではないかと思っています。
古いいろんな形のパネルを使っています。
丸いのや四角いの、単結晶や多結晶でも色が違うのがかわいい。
屋根用の台形パネル
屋根用の三角パネル!!!
なんだかアートすら感じてします風景が広がっていました。