先日は大寒で一年で一番寒いといわれる日でした。
東京も晴れていましたが、きーんと耳が冷たくなる一日で、翌日感じた暖かさが、やっぱり昨日は一年で一番寒い日だったんだなーとしみじみ感じました。
暑いのも寒いのも苦手ですが、自分が感じる体感温度が季節によって言葉で表現されていると、”あぁこう感じるのは私だけではないのだなぁ”と、知らない人と、しかも昔の人とも感覚を共感できるきっかけを作ってくれているように思います。
そんな風に感じている所で、先日お施主さんのお父さんから”旧暦棚田こよみ”を頂きました。
明治5年まで日本で使われていた太陰太陽暦で作られたちょっとかわったカレンダーですが、ここにも昔の人と共有できる季節の言葉がちりばめられています。
“雨水、啓蟄、清明、穀雨・・・・・”ほとんど今まで気にしなかった言葉ばかりで、文字を見ただけではさっぱり感覚がわかないのですが、これまた、意識して、この1年を過ごせば、その日を感じる言葉が増えるなぁと楽しみになりました。
棚田ネットワーク 「旧暦棚田ごよみ」