千葉の現場は大工さんが着々と工事を進めてくれてます。
内部は柱や梁がそのまま見えてくる構造になっているので、荒々しい木組みの美しさが見えてきました。
構造であり、仕上げでもある合板は文字の印字してある綺麗なほうの面をヤスリで仕上げてありました。
言わなくてもそこまでやってくれる心意気に頭が下がります。
外部も断熱材が張られ、建物のボリュームが分かるようになりました。単純な四角い建物が斜めになって配置してあるだけなのですが、奥行きを感じます。
この日は内部の仕上げや納まりについて、一日中打ち合わせをしてきました。
前の日は、以前滋賀に設計したソラノネ紀伊國屋が「グリーンツーリズム大賞2010」の大賞を受賞した!!とのことで授賞式にお呼ばれしてきました。主催の毎日新聞社の建物は、建築では名作の建物。実は初めてじっくり見ました。外壁の縦樋のデザインや天井の素材の使い方など、今見てもやはりいい建物でしたが、上階からの眺めは最高でした。皇居がまるみえ。