京都のS邸が完成まじかです。地震や断熱材の不足など、さまざまな問題を乗り越えてようやく形になりました。
まだ外構の工事がのこっていますが、建物はこんな感じ。
使いやすく奇抜でない形と楽しく気持ちよく生活できることを第一にお施主さんと話し合いを続けてつくり上げていった設計でした。最初から形を求めずに、設計の過程での話し合いや時間を通して建築が出来上がらないだろうかということを考えてきた住宅です。好きな映画監督のヴィム・ヴェンダースのロードムービー的な制作もなんとなく重ねて考えてきたところもあります。出会いや環境を時間や人とともに編集していく感じです。これは今後検証がひつようかも。
内部の5枚ひきの障子
アプローチは隣の家との共用とし、既存の石臼(いっぱい!!)を生け花。
水道の枡まで石臼にみえるように。。