2024年グッドデザイン賞受賞!

福島市で進行中の建売住宅の計画が、2024年グッドデザイン賞を受賞しました!

タンタブルでは建物の設計、区画の設定、道路の形状、植栽のルールづくり、パンフレット作りやブランディングまでトータルにデザインしました。6戸の小さな分譲地だからこそできる新しい「集まる形」を求めて、「共感」「コモンスペース」をキーワードにしてコンセプトをつくりました。玄関のかわりに土間空間をつくり、住む人の生活の幅をひろげるように計画されています。家での楽しみや暮らしぶりが生活道路のコモンスペースに開いて、住民の自然なコミュニティが生まれる街になっています。

福島市の亀岡工務店は、非常に丁寧に施工していて、建売住宅らしからぬ!?性能の良さ。納まりの完成度。古民家再生などの他のプロジェクトでも一緒にお仕事させていただいており、ともに受賞できたこと嬉しく思います。

審査委員からの評価

建売住宅6軒からなるミニ開発のプロジェクトである。不特定多数が利用する公共道路→ミニ開発内の特定複数の人々が利用する共有通路→そこに面する宅地内前面庭空間→そこから出入りできる玄関→住宅内部というように、パブリック→コモン→プライベートの段階がグラデーショナルな空間として設けられており、公的な空間と私的な空間が分断されないため、人の暮らしが表出する暖かな街並みが形成されている。開発で設けられた通路は車通りの少ない安全な遊び場でもあり、かつての道路空間のような子供の遊び声が聞こえるイキイキとした街並みを形成している点も評価した。

グッドデザイン賞

さくらまち・わたりの公式ページ

各戸の詳細ページはこちら↓

さくらまちわたりno5 no3 no1

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