現場とか散歩とか

京都の現場では基礎工事が進行中。配筋検査を行いました。図面通りに鉄筋が施工されているかをチェックします。DSC_3300

単純な布基礎ですが、鉄筋のかぶり、定着長さなど入念に検査しました。瑕疵担保保険のほうの配筋検査も同時に行われましたが、無事OKでした。

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午後からは天気がよかったので建て主さんと一緒に近所を散歩。今まで知りませんでしたが、ちょっと歩いただけで畑の広がる里山や親鸞の生誕したお寺があったりとまるで観光に来たような散歩コースで、あらためて京都の歴史の深さを感じました。↓思わぬタイミングで観光客にまぎれて幸運にも見れた親鸞のえな塚(おへそ)、同じ場所に産湯の井戸もあります。

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のどかな里山に、ちょっといい感じの小屋。黄金比か?杉板の方向もデザインされてたりして。

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昔どこにでもあった風景が今となっては本当にかけがえのないものになりつつあるなーと思いました。

↓むかしから好きな「火の見櫓」にも出会いました。実用の美があって、デザインに匿名性があり、僕の目指す建築の一つの形です。火事があると登って鐘をならす。それだけの工作物ですが一つとして同じものはなく、誰がデザインして誰がこだわったわけではないのでしょうが、ちょっとした遊び心と村の誇りのような意思を感じます。ブレースすら装飾に思えます。

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