福島

福島の知人が計測した放射線量

福島市では県が発表する放射線のモニタリング値と実際の場所により、かなりのばらつきがあるようです。報道では福島市のモニタリング値は最近1.6ミリシーベルトくらいになっていますが、とくに雨どいの落ちる地面や雨水のたまる場所ではその20~30倍もの値が計測されています。また、このことを役所やマスコミにいくら言ってみても公的機関の計測データと専門家の裏付けがなければ放送や掲載は一切できない状況になっているとのことです。

報道規制ということではないでしょうが、パニックや過剰な心配をかけないように行政やマスコミはしているようで、すぐ身近にある危険についてあまり認識できていない人々が多いとのことで、大変心配です。とくに子供たちはマスクもせずに普通に外であそんでいる子もいるようで、危険を知らずに生活してしまうのは避けてほしいです。

市内は地震の被害からは復旧しているようで、放射線のことも「みんなでマスクを外せば怖くない」的な意識も広がりつつあるようです。放射能についての情報にももはや食傷ぎみになっている人も多いと聞きます。それでも、これから生活していかなくてはいけない人々は大勢いますので、せめて少しでも安全に生活できるようにこのような情報を検証してほしいと思います。

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